山菜おこわ
春から初夏にかけて採れる山菜をふんだんに使って。食卓に春の香りをお届けします。
材料(6人分)
もち米 | 3合 |
山菜の具
根曲がり竹(水煮) ※生の場合の下処理方法は下記 | 50g |
わらび(水煮) ※生・塩漬けの場合の下処理方法は下記 | 50g |
ぜんまい(水煮) ※乾燥の場合の下処理方法は下記 | 50g |
ふき(水煮) | 50g |
干ししいたけ(4~5枚) | 戻して50g |
A
しょうゆ | 大さじ2 |
みりん | 大さじ1・1/2 |
酒 | 大さじ1・1/2 |
B
しょうゆ | 大さじ1・1/2 |
みりん | 大さじ1・1/2 |
酒 | 大さじ1 |
だし汁 | 250ml |
作り方
1 | もち米は洗って一晩水に浸しておく。 |
2 | 水気を切ったもち米とAをボウルに入れて混ぜる。 |
3 | 濡らしてから絞った蒸し布を蒸し器に敷き、2を入れて平らにならす。蒸し布をかぶせてから火にかけ、強火で30分ほど蒸す。 |
4 | 山菜の具は、3cm長さに切り、Bの煮汁で煮含めておく。 |
5 | 3のもち米を、大き目のボウルに取り出し、4を煮汁ごと入れ、もち米を切るようにほぐしながら、全体に均一に色がつくように混ぜる。 |
6 | 蒸し器に蒸し布を敷いて5を戻し入れ、15分ほど蒸してから火を止め、7~8分蒸らす。もち米に芯がなければできあがり。 |
7 | 容器に移して広げ、水分をとばす。 |
Point
- だし汁は干ししいたけの戻し汁と、前日に水に昆布を浸けただし汁を合わせて使う。
- 市販の水煮の山菜を使う場合は、洗って水分を切ってから使う。
- お好みで油揚げや鶏肉、にんじんやごぼうを入れて良い。
根曲がり竹(生)の下処理方法
1 | 竹の子は、先の方の皮を斜めにそぎ取るようにして切り、そこから皮をむく。 |
2 | 節などの硬い部分を取り除き、2分ほど茹でておく。 |
わらび(生)のアク抜き
1 | 容器の中にわらびを並べ、重曹を振りかける。 |
2 | 水を沸騰させ、わらび全体が浸かる程度まで注ぐ。 |
3 | 落としぶたをして一晩そのまま置く。 |
4 | わらびが柔らかくなったら、新しい水に浸しておく。 |
※重曹の使用量:水1,000mlに対して重曹小さじ1くらい
わらび(塩漬け)の塩抜き
1 | わらびに付いている塩を洗い流す。 |
2 | 鍋にたっぷりの水と1を入れ、中火にかける。 |
3 | 沸騰する直前に火を止め、ザルに上げる。 |
4 | 容器に3を入れ水に浸ける。塩気が抜けるまで2~3回水を取り替える。 |
ぜんまい(乾燥)の戻し方
1 | 鍋にたっぷりの水とぜんまいを入れて火にかける。沸騰直前に火を止め、そのまま置いて冷ましておく。 |
2 | 湯が冷めたら茹で汁の中で、手で優しく揉みほぐす。 |
3 | ザルに上げて水を切り、柔らかくなるまで1と2を繰り返す(2~3回)。 |
4 | 新しい水に浸しておく。 |