青森県のおすすめ野菜 選び方や保存方法などご紹介!

青森県が生産量全国No.1を誇るにんにくをはじめ、青森県ならではの野菜の特徴やブランド野菜をご紹介。さらには、食材ごとにおすすめのレシピや保存方法などのお役立ち情報もお伝えします。美味しいアレンジレシピはもちろん、伝統的な郷土料理もたくさんご紹介しているので、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

青森県のおすすめ野菜 選び方や保存方法などご紹介!

一片で食卓を変える!青森の「にんにく」

青森県産のにんにくは、国内生産量のおよそ70%のシェアを占めており、青森県は日本随一のにんにく産地となっています。特に根菜類の生産が盛んな県南地域をはじめ、県内で広く作付けされています。青森県の気候に適した品種「福地ホワイト」は辛さが少なく、甘みがあるのが特長で、市場で高い評価を得ています。


【保存方法】

ネットに入れて風通しがよい場所に吊るしておくか、ラップにくるんで冷蔵または冷凍保存しましょう。

白くて大きく美しい!「福地ホワイト」に注目

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にんにくの品種の一つである「福地ホワイト」は、日本を代表する最高級品種のブランドにんにくです。原産地である青森県福地村(現 南部町福地地区)、そして雪のような美しい白さから「福地ホワイト」と名付けられました。1片が大きくて色は雪のように白く、表面に張りがあり実が引き締まっているのが特長。1玉に4~6片程度と少ないですが、味も濃厚で甘味があり、栄養がぎっしり詰まっています。

ここがスゴイ!黒にんにく

にんにくをまるごと発酵させた「黒にんにく」は、生のにんにくを高温・高湿の環境で1か月ほど熟成させたもの。にんにく特有のにおいが少なく、糖度が増してドライフルーツのような味わいと食感です。皮をむいて、1日1~2片を目安に食べましょう。刻んだ黒にんにくをサラダにトッピングして食べるのもおすすめです。

ここがスゴイ!黒にんにく

栄養たっぷり!万能な「ながいも」

青森県産のながいもは国内流通量の約4割を占めており、全国トップクラスの生産量を誇ります。近年ではアメリカや台湾にも輸出され、東洋系住民向けの食材や薬膳として使われています。


【保存方法】

●まるごと1本を保存する場合

新聞紙などにくるんで、涼しくて風通しの良い場所に保存しましょう。

●カットした状態で保存する場合

断面のぬめりをとって、密閉するようにラップでくるんで密閉袋などに入れ、空気が入らないようにして冷蔵保存しましょう。

●細かくカット、もしくはすりおろしてから保存する場合

カットしたながいもは酢水にさらしてから水気を取り除き、密閉して冷凍。すりおろしたものは、酢を少し加えてから密閉して冷凍しましょう。

作ってみよう!「ながいもすいとん」

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ながいものつるんとした食感としっかりした歯ごたえが特徴的な、昔から食べられてきた粉食文化圏の伝統料理です。野菜をたっぷりいれて具沢山にすれば、冷蔵庫の中身の整理にもぴったり!心も体もほっとしますよ。

ここがスゴイ!色々な食べ方が楽しめるながいも

とろろや短冊切りにして生のまま食べるほか、浅漬けや素揚げ、炒め物など幅広い食べ方が楽しめます。調理方法によって食感がシャキシャキ、ホクホクと変わり、さまざまな食感を味わえるのも、ながいもならでは。

ここがスゴイ!色々な食べ方が楽しめるながいも

青森の気候で美味しく育った「トマト」

昼夜の寒暖差が大きい青森県で生産されるトマトは、味が良く、日持ちの良さにも定評があります。品種は果肉が崩れにくい完熟系の品種が中心です。青森の特産果物「りんご」の選果施設をトマトに活用し、糖度・熟度・硬度・酸度・内部の障害などを判別して出荷する、青森県ならではの取組も見られます。


【保存方法】

トマトは実が柔らかく、傷みやすいため丁寧に扱いましょう。

①キッチンペーパーでトマトをくるむ

②比較的傷みにくいヘタ側を下にして、保存用のポリ袋に入れる

③野菜室で保存する

作ってみよう!栄養丸ごと!手軽に「トマトソース」

初夏から旬を迎える青森県の「トマト」を使ったトマトソースを作ってみませんか?皮と実の間に栄養がたくさん含まれているといわれている「トマト」を皮ごと使ったお手軽トマトソースのレシピを紹介しています。トマトの皮の湯むき無し、ミキサーなども必要が無し!トマト1個からでも作れるお手軽トマトソースです。

HOW TO?おいしいトマトの選び方

トマトは、以下のものを選ぶとよいでしょう。

・ヘタが濃い緑色でピンと立ち上がっている

・皮にハリやツヤがあるもの

・割れていないもの

もちろん、実が真っ赤に熟しているかにも注目しましょう!真っ赤なトマトはリコピンの量が多く栄養価も抜群です。

HOW TO?おいしいトマトの選び方

食物繊維豊富な「ごぼう」

青森県産のごぼうは香りや風味が良く、繊維質が邪魔にならない程度に実が締まり、シャキシャキとした食感が特長。出荷量が全国1位で、ほぼ通年で出荷されます。県産ごぼうを乾燥させて焙煎した「ごぼう茶」は、青森土産としても人気です。


【保存方法】

ごぼうは乾燥しやすい野菜。お部屋においても冷蔵庫においても湿度に気を配れば長持ちします。

●泥付きのごぼうの場合

15℃以下の涼しい季節はお部屋で保存して問題ありません。新聞紙等に包みポリ袋に入れて、乾燥を防ぎながら冷暗所で保存しましょう。

●土が落ちている洗いごぼうや、切ったごぼうの場合

新聞紙等で包み、保存用の袋に入れてから野菜室に「立てて」保存しましょう。食べやすい大きさにきったごぼうは、生のままでも茹でた後でも水気を切って密閉すれば、冷凍保存も可能です。

作ってみよう!「にんにくとごぼうのアヒージョ」

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青森県では気候に適した「福地ホワイト」というにんにくが多く栽培されています。大玉で一片が大きく実が締まり、雪のような白さが特徴です。雪の積もった畑の中で越冬し、極寒の中でじっくりと育つので辛みが少なく甘みのあるにんにくになります。また、ごぼうのだしは他の食材とのうまみの相乗効果で美味しさが増します。食べ終わった後の余ったオイルには、食材のうまみがオイルに溶け込んでいるので、パスタやチャーハンなどに使うと2度楽しめます!

HOW TO?ごぼうの調理方法

ごぼうの食物繊維は茹でてもほとんど失われないため、煮物や鍋物の材料に最適です。調理するときは、香りや旨みの多い皮の部分を落としすぎないよう、表面をたわしでこするか、包丁の背でそぎ落とす程度にしましょう。

HOW TO?ごぼうの調理方法

甘くて柔らかい「にんじん」

青森県産のにんじんは、柔らかくて甘みがあり、保存性にも優れています。出荷量は全国トップクラスで、7月頃が出荷のピークとなっています。また、「ふかうら雪人参」は、12月から3月まで出荷されています。


【保存方法】

にんじんは濡れていると腐りやすいため、水気をしっかり拭き取って保存することが大切です。泥が付いているものは洗い流して、水を拭き取ってから、キッチンペーパー等でくるみ、ポリ袋に入れて冷蔵庫で立てて保存しましょう。寒い時期は涼しいお部屋の中で1週間程度であれば室内で保存可能です。使いやすい大きさに切ってから冷凍保存も可能です。その際も水気はしっかり拭き取りましょう。

作ってみよう!にんじんたっぷりの「たらの子あえ」

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たらの子あえは、青森の冬の家庭料理、お正月料理の一つとして作られています。真鱈が高価だったため、年末に大きな鱈を買いお正月のごちそうとして食べる郷土料理で、「鱈のじゃっぱ汁」と並ぶ代表的なたら料理です。

ここに注目!ふかうら雪人参

雪の下の低温で熟成させてから掘り出す「ふかうら雪人参」は、日本海に面した深浦町の特産品。世界遺産白神山地の麓の肥沃な土壌で栽培される「ふかうら雪人参」は、厳しい冬の寒さに置かれることで糖度も栄養価も高くなり、にんじん特有の青臭さがほとんどなく、フルーティーな甘さが特長です。にんじんが苦手な方でも美味しく食べられます。

ここに注目!ふかうら雪人参

冬だけじゃない!青森の「だいこん」

青森県産のだいこんは、出荷量が全国トップクラス。涼しい気候を利用した夏場の生産も盛んです。栽培する場所や時期によって品種や作型を変え、品質の良いだいこんを生産しています。青森の郷土料理にも広く使われており、津軽地方や下北地方の冬の味覚「けの汁」「じゃっぱ汁」に欠かせません。


【保存方法】

葉や茎が付いたまま保存するとみずみずしさが損なわれてしまう大根。どのように保存すれば長く美味しくいただけるのでしょうか?

①大根を「葉と茎(ついている場合)」と「根」の部分に分ける

②大根の葉と茎は、切り口にキッチンペーパーを巻き、ポリ袋に入れて保存。根の部分は、カットした断面をラップし、キッチンペーパーに包んで密閉袋に入れて保存。

※キッチンペーパーに湿り気がでたら交換しましょう。

食べやすいサイズに切ったり、すりおろした状態で冷凍保存も可能です。

作ってみよう!「けの汁」

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津軽地方に伝わる伝統料理で、名前の由来は諸説ありますが、「粥(かゆ)」を方言で「け」と呼ぶことからつけられたと言われています。貴重だったお米に見立てて大根などの食材を刻んだものを入れたとされ、もともとは小正月に食べられていました。大きなお鍋でたくさん作り、火を入れるごとに味わいが深くなるため、冬の汁物にぴったりです。

朝採れが格別!「とうもろこし」

青森県では、昼夜の寒暖差が大きい高原地域を中心に、とうもろこしが生産されています。弘前市嶽地区の「嶽(だけ)きみ」、新郷村の「郷(さと)のきみ」、青森市浪岡地区の「バサラコーン」などが有名で、糖度が高く甘みが強いのが特長。「きみ」とは青森の方言で「とうもろこし」のこと。早朝に収穫された「朝採れ」は鮮度抜群です。


【保存方法】

とうもろこしは収穫されたその瞬間から鮮度がどんどん落ちていく野菜。生のまま保存したいところですが、すぐ食べられない場合は冷凍がおすすめです。

●生とうもろこしを冷凍する

ひげと汚れている外側の葉を何枚か取り除いた後、ラップにくるんでから密閉袋に入れて冷凍

●茹でたとうもろこしを冷凍する

とうもろこしを茹でたら、食べやすい大きさにカットするか、実を外して密閉袋に入れて冷凍すると、扱いやすくおすすめです。

HOW TO?美味しいとうもろこしの食べ方

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電子レンジで加熱するのがおすすめ。皮をむいてひげを取ったら、水にくぐらせて表面に塩をまぶし、1本ずつラップでくるんでお皿にのせて加熱してください。その後、バター醤油でこんがり焼くのもおすすめです。

「嶽きみ」を食べてみよう!

「嶽きみ(だけきみ)」は、青森県弘前市の岩木山の山麓に位置する嶽地区で栽培されるトウモロコシです。1株に1本だけ実をならせるため、栄養がたっぷりいきわたり、ぎゅっと実が詰まって甘~くなるのです。県内はもとより全国的に人気の嶽きみをぜひご賞味ください!

「嶽きみ」を食べてみよう!

まるで果実!?ジューシーな「かぶ」

青森県産のかぶは夏場の出荷がピークで、全国トップクラスの出荷量を誇ります。なかでも、野辺地町を中心に栽培されている「野辺地葉(のへじは)つきこかぶ」は、市場や消費者の方々から高い評価を得ています。夏でも冷涼な気候で栽培された「野辺地葉つきこかぶ」は皮が薄く、柔らかくてジューシー。皮をむいて生のまま食べるとフルーツのようなみずみずしさとほのかな甘みが感じられます。


【保存方法】

まずはいち早くかぶの「根」と「葉」を切り離すことが大切。葉がついたままだと水分が抜けやすくなり、みずみずしさが失われてしまいます。切り分けて保存しておけば、白い根の部分はもちろん、葉の部分も美味しくいただくことができます。なるべく早く食べるのがおすすめですが、すぐに食べ切れない場合は冷凍保存も可能です。

●かぶの根

冷蔵保存の場合は、キッチンペーパーにくるんでから保存袋で密閉して野菜室へ。冷凍の場合は、皮を剥いてから使いやすい大きさに切って、冷凍用の保存袋に入れてから冷凍しましょう。

●かぶの葉

冷蔵の場合は、葉を湿らせたキッチンペーパーで包み、保存袋に入れたら野菜室に「立てて」保存。冷凍の場合は、食べやすいサイズに切ったら冷凍用の保存袋に入れ冷凍庫へ。少しかために塩ゆでしてから冷凍すると、すぐ使うことができ便利です。


HOW TO?葉つきこかぶの食べ方

品質と鮮度を重視する「野辺地葉つきこかぶ」は、気温の低い朝方に収穫しその日のうちに出荷するため、葉もシャキシャキとした歯触りで、根から葉まで全部食べられます。根の部分はサラダや漬物、煮物、蒸し物、葉は炒め物や和え物、みそ汁の具、漬物など、余すことなく料理に活用しましょう。

HOW TO?葉つきこかぶの食べ方

食感が料理のアクセントに。「きくらげ」

青森で開発され2020年にデビューした「青森きくらげ」は、色が明るく鮮やか。肉厚でコリコリとした食感が特長です。クセがないため、定番の中華料理以外にも、和食、養殖などどんな料理にも合わせやすい食材です。


【保存方法】

生のきくらげは洗浄や加熱をせず、野菜室で保存します。乾燥させないために、保存袋に入れておくのがおすすめ。

作ってみよう!「ねぎとキクラゲの炒め物」

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ねぎは寒さが増すのに比例して甘みがどんどん増していくので、これからの時期は、積極的に食べたい食材です。今回は、キクラゲのコリコリ食感も楽しめる、"ねぎをたくさん食べる炒め物"のレシピをご紹介します!中華風の味付けなのでご飯のおかずにもぴったりです。

きくらげの豊富な栄養素

きくらげは低カロリーでヘルシーな上、ビタミンDや食物繊維、鉄分などの栄養素が豊富。美容や健康が気になる方におすすめです。

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