いかの寿司
伝統的な下北地域の郷土料理
青森県下北半島の大畑地域の郷土料理として知られる「いかの寿司」。寿司と言っても、もち米やご飯が入ったものではなく、ボイルしたスルメイカ(他のイカでも可)の胴体に、イカ下足と塩漬けしたキャベツ、ニンジン、紅しょうが等の野菜を詰めて酢漬けにした、伝統的な下北地域の料理です。 さっぱりした味わいと、野菜やイカ下足の食感が特徴で、ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにも良く合います。
材料(3~4人分)
イカ | 2~3杯 |
キャベツ | 1/2玉 |
人参 | 1/2本 |
塩(具材塩もみ用) | 小2 |
塩(イカを茹でるとき用) | 小1 |
紅生姜または生姜 | 20g |
☆酢 | 120ml |
☆砂糖 | 小2 |
☆酒 | 大2 |
その他
- 今回のレシピでは小さめの「イカ」を3杯使用しています。
- 「イカ」の種類によっては生の状態で皮をむけるものもあります(スルメイカ等)。
イカの下処理
- イカ下足をしっかり持って引っ張り、内臓と軟骨を取ります。
- イカ下足は、目とトンビ(イカの口)を取り、イカ下足だけにしておきます。
- 塩(イカを茹でるとき用)を入れた水を沸かし、沸騰したらイカを約30秒をサッとゆでます。
- 茹で上がったイカを、タオルなどでこするように皮をむきます。
野菜の準備
- キャベツは千切り(薄切り)にし、人参は千切りにしておきます。
- 刻んだキャベツと人参をボウルにひとまとめにし、塩(具材塩もみ用)を入れよくもみます。しんなりとして、水分が出てきたら、水をある程度切っておきます。その後、紅しょうがを加えて合わせておきます。
いかの寿司の漬け方
1 | 茹でたイカの胴体に、イカ下足を入れ、塩もみした野菜を胴体に詰めていきます。 野菜をイカの胴体にパンパンに詰めると、切ったときに中身が崩れません! |
2 | ☆のつけ汁(酢、砂糖、酒)をジップロックに入れ、イカを丸ごと約半日漬け込みます。 |
3 | 漬け上がったら、輪切りにしてお召し上がりください。 |