しとぎもち
いわゆる「だんご」をフライパンでさっと焼いたもの。こんがり焼き目がおいしいんです。
粢(しとぎ)とは、お米を粉にして水でこねて丸めた食べ物で、「お餅の原型」とも言われています。
また、「神様にお供えするお餅」という意味もあり、青森県津軽地方でも昔は神様へのお供え物として作られていましたが、今では郷土料理として親しまれています。
材料(10個分)
もち粉 | 380g |
小麦粉 ※よくふるっておいたもの | 50g |
塩 | 3g |
ぬるま湯 | 280~350ml |
つぶあん | 350g |
油 | 適宜 |
作り方
1 | もち粉と小麦粉、塩をボウルに入れて、まんべんなく混ぜ合わせる。 |
2 | 菜箸を使い様子を見ながら、①にぬるま湯を少しずつ回し入れて混ぜ、まとまってきたら手でよくこねる。 |
3 | 生地を10等分し、あらかじめ10等分しておいたつぶあんを包む。 |
4 | フライパンを温め、油を薄くしいたら極弱火にして③を入れ、ふたをしてじっくりと焼く。 |
5 | 生地に少し透明感が出てきたら、全体に霧吹きで水(分量外)をかける。 |
Point
- 焼くときの温度に注意して焦がさないようにする。
- 前日の夜に②の生地づくりまで行い、寝かせるとさらによい。
- よもぎのしとぎもちを作る際は、よもぎ粉5gをぬるま湯大さじ3で湿らせ、②に入れて混ぜる。