ウニ

青森県で漁獲されるのはキタムラサキウニとエゾバフンウニの2種で、共にオオバフンウニ科に属します。キタムラサキウニは「ノナ」とも呼ばれ、水深60m以浅の転石帯や岩礁帯に生息し、大きいものでは殻が15cm以上にも成長します。一方、エゾバフンウニは「ガゼ」とも呼ばれ、水深20m以浅の転石帯や岩礁帯に生息し、成長は大きくなっても7~8cmほどです。殻の中の生殖巣を食し、鮨種、蒸し物、練りウニ、塩ウニなどにします。
キタムラサキウニは癖が少なく、後味がサッパリしています。エゾバフンウニは、旨味が濃厚で後味も強く残ります。

県南地方の郷土料理で、冠婚葬祭に欠かせない「いちご煮」にもアワビとともにウニが贅沢に使用されています。

旬のカレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
  • 旬の時期
  • 流通時期

主な生産地

  • 津軽
    • 今別町
    • 外ヶ浜町
  • 南部
    • 八戸市
    • 階上町
  • 下北
    • むつ市
    • 大間町
    • 東通村
    • 風間浦村
    • 佐井村

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