みそ貝焼き/貝焼きみそ
ホタテの貝殻を鍋代わりにし、焼き干しのダシ汁、ホタテや地元の旬の食材、みそや溶き卵を入れて煮込む郷土料理。
青森県下北地方と津軽地方で家庭の味として親しまれている料理で、下北では「みそ貝焼(かや)き」、津軽では「貝焼きみそ」と呼ばれています。
江戸時代に、陸奥湾の漁師がホタテの貝殻を鍋代わりにし、かつおや焼き干しのだし汁、ホタテや地元の旬の食材、みそや溶き卵を入れて煮込んで作られたと言われています。
材料
卵 | 1個 |
焼き干し | 2本 |
鰹節 | 2-3g |
ほたて(生) | 大なら1個、小なら3個 |
板麩 | 1/4枚 |
赤みそ | 30g |
ねぎ | 少々 |
※貝殻(鍋)の大きさによって、材料の分量は調節してください
作り方
1 | ほたては貝からはずしてうろを取り除き、さっと洗います。大きければ一口大に切ります。 |
2 | 板麩は水に入れてもどし、7-8mmの細さに切り、ねぎは小口切りに切ります。卵はよくときほぐしておきます。 |
3 | 貝の器に水を100cc入れ、焼き干しを入れて、火にかけます。 貝の器がない場合は、浅めの小さい鍋で代用できます。 |
4 | だしの香りがしてきたら、焼き干しを取り出し、鰹節、ほたて、板麩を入れます。 山菜やほぐした白身魚など、季節のものやお好みの具材を入れるのもおすすめです。 |
5 | 味噌をとき入れ、煮立ったら、卵を流し込み、なじませるように全体をかき混ぜ、卵に火が通ったらできあがりです。 |