しじみ汁
だしが要らない!大和しじみで作る「しじみ汁」
青森県のしじみ産地は、日本海側の津軽半島の北西に位置する十三湖と、太平洋側の小川原湖。青森県のしじみの生産量は全国第2位で、その美味しさと貝の美しさから黒いダイヤともいわれ高く評価されています。2019年9月はしじみ料理の定番、しじみの「だし」だけで作る簡単「しじみ汁」の作り方をご紹介します。 7月から8月は産卵期を迎えるため、身が大きくコクのある濃厚なダシが出るようになり、しじみは旬を迎えます。冬場は、12月から3月は身が引き締まってうま味も凝縮しており、「寒しじみ」として人気があります。
材料(2~3人分)
しじみ | 250g |
青ネギ | 適量 |
水 | 600ml |
酒 | 大さじ1.5 |
しょうゆ | 小さじ1 |
塩 | 小さじ1 |
下準備
- しじみをこすって洗います。
- 洗ったしじみをすすぎ、水につけておきます。(砂を吐かせるため)
※夏場は貝が傷みやすいので4~5時間程度、冬場は半日くらいが目安です。
手順・ポイント
1 | 鍋に水600mlを入れ火にかけ、洗って水につけておいたしじみを入れます。 しじみを水から入れると「だし」がしっかり出るため、他のだしが要りません! |
2 | アクが出たらアクを取ります。 |
3 | しじみの口が開いたら、酒、しょうゆを入れます。 |
4 | 最後に塩を入れ、味を調整します。 |
5 | ネギをのせて完成です。 |
冷凍保存
しじみは、砂抜き後に小分けして冷凍することでよりうま味が出て美味しく食べることができます。
美味しく便利なだけではなく、しじみに含まれるオルニチンの量が8倍に増えることが、青森県産業技術センターの研究により分かりました。料理に使う際は凍ったまま鍋に入れて調理するだけなので手軽にお使いいただけます。