ホッキのさばき方
ホッキの甘みと食感を生かすコツ
八戸から三沢にかけて北浜海域で獲れるほっき貝は品質や美味しさから首都圏の市場で高い評価を受けています。あおもりの食のエリアの料理に登録され、毎年12~3月の旬の時期に楽しめる「三沢ほっき丼」もおすすめですが、ちょっとしたコツをつかめばホッキ貝がお家でもさばけます。
材料(2~3人分)※お刺身として
ホッキ貝 | 大3個 |
塩(むき身を洗う用) | 大さじ1 |
水 | 500CC |
下準備
- ホッキ貝のむき身を洗う用の大さじ1の塩を500mlの水に溶かしておきます。
- お湯を沸かしておきます。
手順・ポイント
- ホッキ貝の片端にだけある、少しくぼんだすきま部分にバターナイフを一気に入れます。そうするとホッキ貝の口が少し開きます。
- 口が少し開いたホッキ貝の正面から貝の上下両脇に付いた貝柱の部分にバターナイフを入れ身をはがします。すると完全に口が開き、身を取り出すことができます。
- 取り出した身を、下準備しておいた塩水につけて洗います。水で洗うことで身が引き締まり、旨味をキープできます。
- 水をきったホッキ貝は、まず、ヒモと身に切り分け、ヒモについた内臓と黒い部分を取ります。身は突起のところまで包丁を入れて半分に開き、中の内臓を取り出します。
- さばき終えたら、身をまな板に叩きつけます。
叩きつけることで身が締まり、コリコリの食感が楽しめます。 - すぐに、軽く沸騰したお湯にくぐらせ、完成です。甘みが引き立ち、見た目にも美しい朱色やピンク色になります。
※ホッキ貝は個体差がありますので新鮮なものをさばいた時のご参考にご覧ください。