ホヤのさばき方
上手なさばき方とそのまま美味しく食べるコツ
お酒のおつまみにもぴったりの、初夏の味覚「ホヤ」。
産卵期を終えた、6月頃から味がのり、旬を迎えます。 ミズという山菜と水物にして食べられることが多く、青森県では鉄板のソウルフードとして親しまれています。
材料(2人分)
ホヤ | 1個 |
きゅうり | 1/3本 |
※ホヤは殻がぱんぱんに張っているものが鮮度が良い証拠です。
下準備
- ホヤは殻ごと真水で洗っておきます。
- 手が汚れるので水道の近くでさばくのがおすすめです。
- 包丁でもさばけますが、“ホヤ水”を取っておきやすくするためにキッチンバサミを使用します。
手順・ポイント
- キュウリを薄めに、ななめにスライスしておきます。
- ホヤの2つの突起の内、先が+(プラス)の形の方を切り落とし、中から出てくる“ホヤ水”を2つのボウルに取っておきます。(今回は大小のガラスのボウルに取りました)
ホヤの突起…+は“入水口”、-は“出水口”で-を切ると排泄物も出てくるのでご注意ください! - ホヤ水を出し切ったホヤの+(プラス)の部分から根元に向けてキッチンバサミで殻だけを切るように注意しながら半分に切れ目を入れ、殻をむくようにホヤの中を取り出していきます。
- 取り出したホヤはまた、キッチンバサミで縦に切れ目を入れていき、内臓と排泄物、口(赤い部分)を取り出します。
※ホヤの苦みや独特さが好きな方は内臓はそのままでもOK。 - 口などを取り除いたホヤを、先ほど取り出した“ホヤ水”の1つで身を洗います。水で洗わず、“ホヤ水”で洗う事で風味が失われません。
- “ホヤ水”で洗ったホヤの身は、食べやすい大きさに切り、スライスしたきゅうりとお皿に盛り付けます。
- 最後にもう1つ取っておいた“ホヤ水”を上からかけます。
これで完成です。何もかけなくてもホヤの風味だけで美味しくおめしあがりいただけます。
お好みでお酢やお醤油でお召し上がりください。