ナマコ
青森の正月料理に欠かせないナマコ。
青森県で主に漁獲されるのはマナマコで、円筒状の体にイボ足と呼ばれる突起があるマナマコ科の棘皮動物です。水深 40m以浅の海底に生息し、その生息場所により体色が3型に分かれ、アカナマコ、アオナマコ、クロナマコと呼ばれます。
ナマコは、古くは“コ”と呼ばれ、そのため生のものをナマコ、乾燥させたものをイリコ、ワタ“腸”の塩辛をコノワタ、“卵”の塩漬けを乾燥したものをコノコと呼ぶようになり、酢の物、煮物“イリコ”などにします 。コノワタは三大珍味に数えられています。
青森県ではほとんどの地域で漁獲され、中でも陸奥湾のナマコは特に柔らかく、おいしいと評価されています。陸奥湾特産のホタテの貝殻を利用して、資源増大に努めています。
横浜町では、平成27年8月にナマコで初めて「横浜なまこ」が地域団体商標に登録されました。毎年12月に開催される「横浜なまこフェア」では、横浜なまこ丼、横浜なまこ茶づけなど、ナマコ料理を堪能することができます。
旬のカレンダー
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
- 旬の時期
- 流通時期
主な生産地
- 津軽
- 青森市
- 平内町
- 蓬田村
- 外ヶ浜町
- 南部
- 野辺地町
- 横浜町
- 下北
- むつ市
- 佐井村