大間マグロ
青森県沖にやってくるマグロは、本マグロと言われる“クロマグロ”です。対馬暖流を日本海側に沿って上って津軽海峡に入ってくるもの、また太平洋側から黒潮に乗って津軽海峡に入ってくるものと大きく分けて二方向からやって来ます。漁の仕方も、大間町が1本釣漁やはえ縄漁なのに対し、日本海側の各漁場では、定置網漁やはえ縄漁がメインです。
津軽海峡で釣り上げられる大型のもので、大間漁協に水揚げされるものは「大間マグロ」という名前でブランド化され、市場価値の高いものとなっています。平成13年の築地市場の初セリで202㎏のマグロに2,020万円の値でセリ落とされたことをきっかけに高値が続き、平成25年には1匹1億5,540万円の史上最高値がついたまさに「黒いダイヤ」です。
漁法はテグス1本で釣り上げるダイナミックな1本釣りが主流で、同漁協が築地市場に出荷するマグロには大間漁協で水揚げされたことを証明する直径15cmのシールが貼られています。
「大間マグロ」の知名度があがったきっかけは、ダイナミックな一本釣りの漁法がテレビ等で取り上げられたことや、オリンピック選手の応援団が着ていた「マグロ一筋」Tシャツに注目が集まったことなどにあります。現在では、有志によるまちおこしゲリラ集団「あおぞら組」が結成され、大間町をアピールするイベントなどが企画・実行されています。
「大間まぐろ料理」は、「あおもり食のエリア」に登録されており、大間町内の飲食店で味わうことができます。
旬のカレンダー
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
- 旬の時期
- 流通時期
主な生産地
- 津軽
- 南部
- 下北
- 大間町