風間浦鮟鱇
アンコウの漁は、全国的に底引き網漁・刺し網漁が一般的ですが、風間浦村では延縄漁(しかも、餌を付けない”空縄釣り(からなわづり)”)と刺し網漁が主流です。空縄釣りはアンコウを引っかけて釣り上げる漁法で、刺し網も2日に一度は水揚げするため、アンコウが「生きたまま」水揚げされるというのがこの地域の大きな特徴です。
また、アンコウの捌き方は、吊るし切りが一般的ですが、下風呂地区では、雪の上でアンコウのぬめりをとりながら解体する「雪中切り」も行われます。
風間浦の漁場条件の良さと、老舗鮟鱇料理店直伝の活締め技術でその価値が認められ、「風間浦鮟鱇」は、2014年にアンコウとしては初の地域団体商標に登録されました。
「風間浦鮟鱇」は、東京神田にある老舗の鮟鱇専門店でも取り扱われており、活〆の状態で直送されるので鮮度抜群。お刺身も味わうことができます。
また、毎年鮟鱇の水揚げ時期である12~翌3月ごろに下風呂温泉郷風間浦鮟鱇まつりが開催され、下風呂温泉郷のホテルや旅館で、刺身や鍋をはじめとするフルコースが味わうことができます。
旬のカレンダー
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
- 旬の時期
- 流通時期
主な生産地
- 津軽
- 南部
- 下北
- 風間浦村