八戸前沖さば
八戸前沖は、日本のサバの漁場としては本州最北端に位置しています。
「八戸前沖さば」とは、八戸前沖さばブランド協議会が認定した期間に八戸前沖で漁獲し、八戸港に水揚げされたサバのことを言います。この認定期間は、水揚げ状況や身に含まれる脂肪分、魚体の重量などを参考に毎年判断され、脂肪分はおおむね15%以上を目安としています。
サバは、海水温が18度になると粗脂肪分が高くなると言われ、八戸前沖(八戸市東方約50km沖)は例年9月になると海水温が急激に低下します。トップシーズンに漁獲される600g以上のサバは粗脂肪分が30%にも達し、400g程度のものでも15%以上になります。
八戸前沖のサバは、沿岸に生息する「真サバ」と沖合に生息する「ゴマサバ」の2種類で、「真サバ」は、肉質が締まっていて、シメサバに適しています。一方「ゴマサバ」は、肉質が柔らかいため、焼き物に適しています。脂肪分が増える時期も異なり、「ゴマサバ」は「真サバ」より1ヶ月程度早く脂肪分が増えると言われています。
さらに、「八戸前沖さば」の中でも特に大型のさばのことを「銀鯖」ブランドとして認定しています。「銀鯖」は重量(550g以上)を目安に判断しますが、水揚げ状況等を加味し毎年協議会が決定します。
「八戸前沖さば料理」は「あおもり食のエリア」に登録されており、八戸市内を始めとしたの県内外の飲食店などで提供されています。
旬のカレンダー
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
- 旬の時期
- 流通時期
主な生産地
- 津軽
- 南部
- 八戸市
- 下北