タラ

水深150~200mに生息する魚で、12月から2月にかけて、産卵のため陸奥湾に帰ってきます。その時期は、白子やタラコをたくさんおなかに抱え、最もおいしい時期です。むつ市脇野沢は昔からタラの里として知られ、12月初旬にタラ漁が解禁になると、網の仕掛け場所を争う恒例の「場とり」が繰り広げられます。
タラを三枚おろしにした後に残る内蔵、ひれ、骨等のアラと、大根、白菜、豆腐、ネギなどを一緒に煮込んだ“じゃっぱ汁”は青森県の郷土料理のひとつで、冬の定番料理です。
白子はタツと呼ばれ、新鮮なものは刺身で食されるなど濃厚な味わいが楽しめます。卵は塩漬けにしたり子和えに利用されます。身は高タンパク・低カロリーで、ヘルシーな魚です。

旬のカレンダー

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
  • 旬の時期
  • 流通時期

主な生産地

  • 津軽
    • 深浦町
  • 南部
    • 八戸市
    • 六ヶ所村
  • 下北
    • むつ市
    • 佐井村