青森のうまいものたち

青森県横浜町は、下北半島の首位部に位置し、東には下北丘陵、西は陸奥湾に面し、春には一面に菜の花が咲き乱れる自然豊かな町です。
横浜町の菜の花畑は、日本最大級の面積を誇っており、毎年5月中旬頃の土曜日、日曜日には、菜の花の見頃に合わせて町の最大イベントである菜の花フェスティバルが開催されています。

横浜町に入り、大間町まで続く国道279号を北上していくと、道路沿いに、有限会社すぎやまが運営するドライブイン、トラベルプラザ　サン・シャインが見えてきます。
トラベルプラザ　サン・シャインは陸奥湾を背に建っており、釜臥山（かまふせやま）を一望できます。

店内には、下北半島のお土産や菜の花でつくった各種加工品が並び、横浜町のご当地ソフトクリームである菜の花ソフトクリームを食べることができます。

実は、この菜の花ソフトクリームが、今回の商品開発のきっかけになったと、店長の山口さんは話します。
「とても美味しいソフトクリームなので、当店を訪れた人だけではなく、もっと多くの人に食べてもらいたい！全国に届けたい！！という思いからカップアイス『HOSHINOHATENA（星のはてな）』の開発を始めました。」

カップ詰めなど、一つ一つが手作業で作られている「HOSHINOHATENA（星のはてな）」は、現在、菜の花ソフトクリーム味と津軽海峡の塩味の２種類の味が発売されています。

菜の花ソフトクリーム味は、トラベルプラザ　サン・シャインで販売している菜の花ソフトクリームをカップアイスにしたもので、菜の花のはちみつの香り、甘みを引き立たせるために砂糖やクリーム、卵の分量にこだわって作られています。

また、津軽海峡の塩味は、駒嶺商店（風間浦村）で販売している「津軽海峡の塩」とのタイアップ商品。
山口さんは、「夏を乗り切る塩分を補給でき、青森をPRできる商品を考えたときに、塩アイスだ！と思いました。『津軽海峡の塩』は、磯の香りが感じられ、塩っ気が濃く、とても美味しかったので、この塩を使用した新しいアイスを作りたいと考えました。」と話します。
「津軽海峡の塩」の良さを最大限に引き立たせるため、研究・開発を重ねたそう。
アイス本来の甘みや旨味、塩の味わいや香りが引き立つような、強めの塩味に仕上がっています。