器ごと食べられる!ボリューム満点ほたてグラタン(2025年3月)
今回は、青森県八戸市の宝成食品株式会社が開発したSDGsな商品、「器ごと食べるほたてグラタン」をご紹介します!

青森県八戸市について
八戸市は、太平洋に臨む青森県の南東部に位置しています。
臨海部には大規模な工業港、漁港、商業港が整備されており、その背後には工業地帯が形成されているため、優れた漁港施設や背後施設を有する全国屈指の水産都市であり、北東北随一の工業都市となっています。
漁港の一つである館鼻(たてはな)漁港では、毎年3月中旬~12月末までの毎週日曜日に、日本最大級の館鼻岸壁朝市が開催されます。朝市は、全長約800メートルにわたって300店程が立ち並び、県内外から訪れる多くの人で賑わいます。
器も食べられる?!可食トレー開発に至った経緯
今回ご紹介する宝成食品株式会社(以下、「宝成食品」という。)は、館鼻漁港からほど近い場所に位置します。
宝成食品は創業当時から「ズワイガニのむき身」を原料とした製品を全国の卸売市場へ販売しているそうです。かにの甲羅を使用し、かにのみそ、ほぐし身、爪、棒肉などを盛り合わせた「甲羅盛り」等、「かに甲羅製品」を製造・販売していましたが、コロナ禍で原料として使用していた外国産のかにの甲羅の輸入が困難に。大幅な欠品をせざるを得ない状況に追い込まれてしまいます。
そこで、この状況を打破するべく着手することにしたのが「可食トレー」の製造。小麦粉を原料とした可食トレーを製造することで、製品の安定的な供給及び漁に左右されない持続可能な製品づくりを可能にしました。
最初に作ったのは、かにの甲羅型の可食トレー。こちらを使用した「器ごと食べるかにグラタン」は、試行錯誤の末2023年度に商品化され、現在ヒット商品となっています。
小さい見た目だけどボリューム満点!こだわりのポイント
「器ごと食べるほたてグラタン」は、「器ごと食べる」シリーズの第2弾。
グラタンには、玉ねぎペーストをふんだんに使用したコクの深いホワイトソースが使用されています。
前作の「器ごと食べるかにグラタン」よりマカロニの配合を増やすことで、小さいながらも食べた後に満足感が得られるように開発されています。高級感と存在感を出すために、グラタンの上には、陸奥湾産のほたてが2個ものっています。
また、可食トレーは前作よりさらにバージョンアップ。今回使用しているほたて貝型可食トレーには、小麦粉のほかに青森県産米「まっしぐら」の米粉が使用されており、これにより、器自体の強度が増し、熱にも強くなりました。
調理方法は簡単。商品を冷蔵庫または常温にて完全解凍した後、オーブントースターで加熱調理するだけです。
オーブントースターで焼くことで、とろとろのグラタンと、パリパリとした器の両方の食感を楽しむことができます。
お箸やフォークなしでも食べることができるため、おやつ感覚で召し上がることもできます!
青森県の代表的なお土産を目指して
「器ごと食べるほたてグラタン」は、青森県を代表するお土産を目指して開発されました。専用の化粧箱には、分かりやすい調理方法も記載されています。
ECサイトで販売されており、お取り寄せが可能ですので、ぜひ一度お試しください!
その他取扱商品
宝成食品では、今回ご紹介したほたてグラタンの他にも、様々な商品を取り扱っていますが、その中から「海鮮ばくだん」をご紹介します。見かけた際は、ぜひお試しください!
○海鮮ばくだん
シャキシャキ食感のめかぶに、新鮮な魚介類を混ぜ合わせ味付けした商品。
ご飯の上にのせるだけで豪華な海鮮丼に!
全6種類。「生ほたて貝バージョン」と「長芋バージョン」には青森県産品を使用しています。
商品概要
商品名 | 器ごと食べるほたてグラタン |
価格 | 4個入り(冷凍) 1,900円(税込)~ |
販売店 | ECサイトで販売(「青森発 うまいもんマルシェ」にて3月中旬~下旬にかけて販売開始) |
お問い合わせ
会社名 | 宝成食品株式会社 (受付時間:9:00~17:00) |
住所 | 青森県八戸市新湊一丁目13番4号 |
電話 | 0178-20-0521 |
FAX | 0178-20-0538 |