新しい笹の葉がでるこの時期に、青森県内で作られる「笹餅」。笹の殺菌効果を利用した郷土料理の一つで、紐で縛らない包み方が、青森県で作られる笹餅の特徴です。
笹は、6~7月頃に幅広のものを選んで収穫しておき、冷凍保存して、さっとゆでて使います。
※本レシピは、食の文化伝承ガイドブックを参考に紹介しています。
![](https://www.umai-aomori.jp/wp-content/uploads/2020/06/recipe_sasamochi.jpg)
材料(40個)
もち米粉 | 500g |
塩 | 大さじ1 |
砂糖 | 500g |
あんこ (粒あん、こしあんどちらでも可) |
250g |
水 | 適量 |
笹の葉 | 40枚 |
笹餅の作り方
- もち粉に塩、砂糖、あんこを入れて、かき混ぜ、水を加えながら耳たぶくらいの固さにこねます。
- お湯をわかし、塩を加え、熱湯で笹の葉をゆで、すぐに冷水に取ります。
- 蒸し布を濡らして、せいろにしき、1個ぶんずつ餅を丸めて並べ、20分ほど蒸します。餅の色が濃くなり、ツヤが出ると蒸し上がりです。
- 笹の水分をふきんで拭き取り、笹の表に餅をのせて包みます。
笹の葉の入手が難しい場合は、お餅だけでもぜひ作ってみてください!餅が固くなった場合は、笹のまま火にあぶって食べると、美味しくいただけます。
【動画】ミサオおばあちゃんの手わざの笹餅
ミサオおばあちゃんの手わざの笹餅 (あおうまクッキング2016年12月号)