![うんぺい 青森県津軽地方の郷土料理 うんぺい 青森県津軽地方の郷土料理](https://www.umai-aomori.jp/wp-content/uploads/2017/12/l_unpei-500x300.jpg)
「うんぺい」(雲平)はもち米、砂糖、水を練り合わせてかまぼこ型にしたお菓子で、稲作地帯である津軽地方では、昔、結婚式の引き出物としてよく出されていました。砂糖のシャリシャリとした歯ごたえが特徴です。雲平の他、運餅、雲餅などと表記されます。
下北地方で作られてきた「べこもち」よりも甘さが強めで、しゃりしゃりと砂糖の食感を残したお菓子です。目巻といううずまき模様にしたものが一般的で、引き出物用に鯛やえびをかたどったものもあります。現在は、ごまやココア、抹茶などを混ぜた目巻や、真ん中に松や梅などの模様があるものなど、色々なうんぺいが作られています。