津軽地域で、農作業の合間のおやつとして食べられている「のりかすもち」。 昔、家庭でアイロンがけをする際に布にハリを出すために、水に浸した米をすりつぶした「米糊」を塗っていました。この時に、すりつぶせずに残ったものを「糊かす」と呼び、これを無駄にしないよう砂糖をまぜてフライパンで焼いたものを「のりかすもち」といいます。 フライパンに、「がっぱら(一気に、勢いよく)」と生地を広げることから「がっぱらもち」とも呼ばれています。
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材料
米 | 400g |
砂糖 | 100g |
水 | 100cc |
塩 | 少々 |
油 | 適宜 |
ごま | 少々 |
作り方
- 米を半日くらい水に浸しておく。
- 米をすり鉢でとろとろになるまで水を加えながらすり、砂糖と塩を加え、生地をつくる。
- フライパンに生地を流して、ごまを表面にふる。
両面を焼いたら、食べやすい大きさに切ってできあがり。