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特集:あおもりの旬 2013年5月号「津軽ラーメン」

 国民食と呼ばれているラーメン。そのラーメンの消費量が全国トップクラスの青森県、とりわけ津軽地方では、鰯の焼き干しや煮干しを使って出汁をとったラーメンが非常に多いのが特徴です。今回はそれらのラーメンを「津軽ラーメン」と呼び、その魅力をご紹介します。

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津軽ラーメンの特徴とその始まり

 津軽地方で多くみられるラーメンは鰯の焼き干し・煮干しを使って出汁をとり、それを醤油ダレと合わせてスープにしています。
 津軽地方では、昔から陸奥湾などで鰯が沢山水揚げされており、それらを使った「焼き干し」が昆布と並び食卓の出汁の中心でした。
 津軽地方のそば屋や食堂でも焼き干しは出汁として使われており、中華麺が外国から伝わり、この津軽でも食べられ出した大正、昭和に、出汁として一般的に使われていた焼き干しでとられたスープが中華麺と組み合わされ、現在の津軽ラーメンに至ったのではないかと言われています(※1)。それを裏付けるかのように、津軽地方では、そば屋又はそばを扱う食堂にラーメンを扱っているお店があります。
※1:津軽ラーメンのルーツについては諸説あります。予めご了承ください。

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炭火でじっくりと焼き上げられる
鰯の焼き干し
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鰯の焼き干しを出汁に使った
「津軽そば」

まだまだあった「青森」ならではのラーメン!

 近年、青森市の「味噌カレー牛乳ラーメン」は、他県ではみられない特徴的なものとして数多くのメディアに紹介され、カップラーメンになるなど全国から注目を集めました。
 一方、焼き干し・煮干しは、古くから津軽方面で味噌汁など料理全般に使われ日常生活でごく普通に馴染んでいるため、ラーメンに使われることもごく普通のことと思われている方が多いと思います。
 しかし、このラーメンは全国的にみると特徴的なものであり、特に鰯の焼き干しに関しては他県ではなかなかみられないものとなっています。

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鰯の焼き干し
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焼き干しのスープは青森ならでは

津軽ラーメンの2大潮流「王道系」と「濃厚煮干し系」

 現在、煮干し・焼き干しを使用した出汁を使ったラーメンは大きく2つの流れが出来つつあります。

 ひとつは昔から馴染みのある澄んだスープのラーメン。煮干し・焼き干しの風味をほのかに感じるさっぱりとした味わいのラーメン、いわゆる王道系です。
 もうひとつは、煮干しの風味を増幅させるため、煮干しに鶏ガラ・とんこつなどの動物系スープを合わせたラーメン。強烈な煮干しの香りが漂い、ガツンとくるタイプのラーメンです。近年台頭してきた「濃厚煮干し系」です。

 王道系は津軽においてラーメンを愛する人々万人に受ける味。濃厚煮干し系は香りや味が強烈で好みがハッキリ分かれる味ですがファンも多く、浸透しつつあります。

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澄んだスープの「王道系」
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ファンも多い「濃厚煮干し系」

「津軽ラーメン ガイドブック」について

 県では、県産食材や県内の郷土料理、本県を代表する特徴的な食文化についてPRに努めているところですが、津軽ラーメンに関しても青森県を代表する特徴的な食習慣として、県内外の皆様に知っていただくため、ガイドブックを製作しました。
(青森県観光物産館アスパムにて配布しています。部数に限りがありますので、無くなり次第終了いたします。)

青森県観光物産館アスパム
〒030-0803 青森県青森市安方一丁目1番40号
http://www.aomori-kanko.or.jp/

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掲載日 2013.5.1


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