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特集:あおもりの旬 2011年4月号「あおもり食のエリア〜津軽地域の料理〜」


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 地元の人に愛されている郷土料理や、安くて旨いご当地グルメなどが登録されている「あおもり食のエリア」。気候や自然、歴史を背景とした文化の違いなどによってそれぞれの地域に特有の料理が育まれ、受け継がれてきました。
 今回は「あおもり食のエリア」の「岩木山エリア」と「奥津軽エリア」を中心に、津軽地域に古くから伝えられている料理などを紹介します。


《あおもり食のエリア》岩木山エリア

 このエリアは、岩木山の南側の地域で、古くからの穀倉地帯であり、津軽の旬の食材を活かした料理を中心に多彩な料理が伝えられています。

弘前いがめんち
弘前いがめんち
黒石つゆやきそば
黒石つゆやきそば
けの汁
けの汁

《あおもり食のエリア》奥津軽エリア

「奥津軽エリア」は、つがる市・五所川原市(ごしょがわらし)・西津軽郡・北津軽郡で構成される地域圏で、西北地域(せいほくちいき)と呼ばれています。日本海に面した沿岸地域では豊富に水揚げされる魚や海藻を使った料理が、内陸部では米ともちを使った料理を中心に祭事に伴う行事食も多く伝えられています。

激馬かなぎカレー
激馬かなぎカレー
十三湖しじみラーメン
十三湖しじみラーメン
 


「津軽百年食堂」

 「津軽百年食堂」という言葉を聞いたことがありますか?
 青森県の津軽地域では、三代、四代と続いている「大衆食堂」を何軒かみつけることができます。今ほど情報伝達手段が多くなかった時代、青森県まで新文化が伝わらず、このような大衆食堂が残されているともいわれています。大衆文化の遺産ともいえる大衆食堂の魅力を伝えるため、70年もしくは三代以上続く大衆食堂を「百年食堂」と呼んでいます。

 そんな百年食堂をモデルとした映画「津軽百年食堂」が制作され、4月2日から劇場で順次公開される予定です。森沢明夫氏の小説「津軽百年食堂」を原作とし、人気お笑いコンビ、オリエンタルラジオの二人を主役に起用しています。東京の外景を除く明治時代と現代のすべてのシーンが青森県で撮影され、弘前さくらまつりをはじめ、実際に百年続いている弘前市の食堂「三忠食堂」での撮影、黒石市、八戸市などでもロケが行われ、情緒あるものに仕上がっています。

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弘前市で百年続いている「三忠食堂」
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ロケが行われた旧弘前偕行社

「三忠食堂」

 映画「津軽百年食堂」のモデルとなったのが、弘前市で実際に百年以上続く伝統ある「三忠食堂」です。店舗は、弘前市から青森市に向かう旧国道七号線沿いにありますが、弘前さくらまつりの時期になると店舗の方は閉め、弘前公園での出店営業に集中します。その看板が奇抜な三忠食堂は、お化け屋敷、オートバイサーカスと並び、弘前さくらまつりの風物詩となっています。

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津軽そば

 「津軽そば」は、津軽地方で伝えられてきた独自の製法によるそば文化。その行程の複雑さから後継ぎがなく一時は絶滅が危惧されていましたが、今でも数件のお店がこの味を守っています。
 東京そばに比べるとその製造工程が複雑になり、フワッとした柔らかい食感と優しい味わいは津軽の郷土の味がします。つなぎに大豆を使うのが津軽そばの特徴で、この使い方でも差がでてきます。大豆を炒ってすりつぶした大豆粉、生の大豆粉、大豆を茹でてすりつぶした呉(ご)や、呉汁を使うものなど、確認できるだけでもいくつかの方法があります。
 また、津軽そばのつゆも特徴的です。ダシには「いわしの焼き干し」などを使用し醤油や昆布を加えたシンプルなものです。びっくりするほど自己主張をしないため、逆にその味わいをしっかりと感じることができます。

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津軽そば
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焼き干し

津軽百年食堂リスト

  • いこい食堂(大鰐町蔵館)
  • 亀乃家(五所川原市上平井町4)
  • 三忠食堂(弘前市和徳町)
  • 神武食堂(つがる市木造)
  • すごう食堂(黒石市一番町)
  • 大十食堂(平川市尾上)
  • 長崎家(黒石市市ノ町)
  • 日景食堂(大鰐町大鰐)
  • 山崎食堂(大鰐町大鰐)
  • 来々軒(弘前市茂森町)


掲載日 2011.4.1


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