トップページ > 知る > 【連載】産地レポート > 2017年5月号:キクラゲ・・・ひらかわファーム(五所川原市)

産地レポート 〜 生産者の声 〜

キクラゲ・・・ひらかわファーム(五所川原市)

写真


耳のような形

黒い耳のような形をしたキクラゲ。木耳とも書く。
日本では、クラゲ(水母)のような食感の食材と言われ、火を通すと名前の通りクラゲを思わせる歯ごたえになる。

キクラゲは日本では北海道から九州沖縄に至るまで各地に自生しているが、流通している物のほとんどは栽培もの。国産の栽培キクラゲは、国内流通量の1%にも満たない量で、ほとんどは中国からの輸入。

青森県内にも国産きくらげを栽培している所がある。
青森県五所川原市金木旧喜良市小学校の廃校で国産キクラゲの菌床栽培をしている。

「ひらかわファーム」の桑田昭彦さん、元々建設業だった。千葉で菌床のキクラゲ栽培を5年ほど前から始めており、平成28年4月から金木でも始めた。

ずらりと並んだ菌床の棚 元はパソコン室の栽培室 根元からポキッと折れる感じ
新しい菌床 新しい菌床は勢いが良い

旧喜良市小学校のかつてのパソコン教室は、キクラゲの菌床栽培の部屋となり、1日3回散布する水の排水のため、防水シートを敷き、排水溝も設置した。
設備投資が少なくて済むことも、廃校活用のメリット。
難しい点は温度管理と通風だという。各ブロックごとに扇風機が備えられ湿気を防いでいる。
栽培物はほぼ通年出回るが、夏場にはかなりな量が収穫されるため、生だけでなく、乾燥キクラゲとしても出荷する予定だという。

乾燥キクラゲ 編に入れ自然乾燥 自然の豊かなここに干します

因みに菌床は、おがくず粉が岩手県で、種菌は群馬県。放射能検査済み。

金木産キクラゲのメリットは、国産であることと、生キクラゲとして出荷できること。
桑田さんは地元の雇用も増やせればと考えている。

1パック50g 石づきを取り 胞子を良く洗い流します
綺麗になりました 良く拭き
パック詰め 商品完成



キクラゲと豚肉の炒め物

桑田さんのお勧めの食べ方は、キクラゲと豚肉と卵の炒め物。反対にお勧めしない食べ方は、キクラゲともやしの炒め物だそうだ。

キクラゲには沢山のビタミンDが含まれていて、その量は様々な食材の中でもトップクラス。ビタミンDは脂溶性のビタミンの一つで骨の形成を促し骨粗鬆症の予防や免疫力を高めたりするのに良いという発表もある。
キノコだけに、不溶性の食物繊維がたっぷり含まれており、便秘の予防を改善するのほか、身体に有害な物質を吸着し体外に排出するのを助ける作用もあるという。


神さん

今後の販路拡大では、県内スーパーとの惣菜等への様々な取り組みや、学校給食への参入などを考えているという。また、キクラゲというあまり馴染のないキノコの家庭内への浸透をいかに図るかが今後の課題とも言う。









掲載日 2017.5.1


バナーこのサイトはリンクフリーです
お問い合わせ先:青森県農林水産部総合販売戦略課
〒030-8570青森市長島1丁目1番1号  E-mail hanbai@pref.aomori.lg.jp
TEL:017-722-1111(代表:内線3108)/ 017-734-9571(直通)
Copyright 2005-2015 青森県農林水産部総合販売戦略課 All Rights Reserved.