トップページ > 知る > 【連載】産地レポート > 2014年4月号:春といえばアスパラガス・・・相馬 勝治 さん(藤崎町)

産地レポート 〜 生産者の声 〜

春といえばアスパラガス・・・相馬 勝治 さん(藤崎町)

写真

 春といえばアスパラガス。 ベルギーやフランスでは、春の到来を告げる野菜としてホワイトアスパラガスが有名ですが、こちらはグリーンアスパラガス。アスパラガスは英語で、green asparagus 、発音もそのままグリーンアスパラガス。

 私たちが食している部分は春先に土から顔を出す芽の部分で、ちょうど竹の新芽であるタケノコを食べるのに似ている。
 春に出てくる芽は、前年、地中の株に蓄えた養分を使って出てきたもの。春先から初夏にかけて出回る旬真っ盛りの太いアスパラガスの美味しさは格別。市場では、太いものほど甘く、柔らかく、美味しいと言われている。
写真
土の中から頭を出して

写真
太くても曲がっていても美味しいよ
写真
ぶ太いアスパラガス

 アスパラガスは、一度植えてしまえば、手入れもそれほど必要なく、7~8年ほど毎年収穫し続けることができる。ただし、種を植えてから収穫できるまで、3年かかる。 その間、収入は無くとも、せっせっと肥料入れ、土を肥す。この初期の肥し方が後々重要になるという。

写真
ハウスの中で育つアスパラ

写真
相馬 勝治さん

 青森県藤崎町の 相馬 勝治 さん。
 ハウス栽培面積1反、露地栽培1.2反でアスパラガスを栽培している。4月いっぱいはハウス栽培のアスパラガスを出荷し、5月からは露地物のアスパラガスを出荷する。

写真
出荷作業1

写真
出荷作業2

写真
出荷作業3
写真
出荷作業4
写真
出荷作業5

 4月出荷の物は、主に県内に、5月以降の物は県外に出荷されると言う。

 「出始めのころの物は、数量があまり多くなく、値段もさほど高くない。そんな時に、梱包、輸送量を掛けて県外へ出荷すれば、コスト割れになる」とJA常盤の今さんが言う。青森の人は4月のアスパラガスを十分に楽しめる。

写真
出荷作業6 出来上がり

写真
定年後はアスパラガスが良いね

 相馬さんが、アスパラガスの栽培を始めたのは、今から10年ほど前。脱サラをしての転身。ハウスのアスパラガスの株はその時からの株だ。共に十年選手。
 「定年を迎える人たちが、(農業を)やるには、これが一番いいと思うよ。重量野菜じゃないし、栽培方法もそれほど難しくないし、収穫だって、夏の5時収穫がちょっときついかも知れないが、後は夕方でもいいし。定年の2~3年前から畑つくりをしておけば、すぐ収穫できるし。」と勧める。

写真
立茎栽培

 4月のハウス栽培が終わり、5月の露地物を出荷している間に、ハウスのアスパラガスはどうなっているかと言えば、成長して細い葉のようなものがたくさん出て、まるで木のようになっている。そして葉(じつは偽葉(仮葉)と呼ばれる枝)が茂ることで光合成が活発になり、光合成でつくられた養分で夏以降の芽ができる。 (本当の葉は茎についている「はかま」と呼ばれる三角形の部分。)
 これが、立茎(りっけい)栽培と言われるもので、夏以降にでてくる芽の養分をつくり、6月から9月頃までの収穫を支え、秋から冬にかけての栄養分も蓄えられる。

 相馬さんや今さんのお勧めの食べ方は、茹でるか、焼くというもの。意外に知られていない食べ方が「焼く」こと!旨味が逃げ出さず、ぎゅっと凝縮した甘みを味わうことができる。表面に焦げ目がつくくらいまで焼き、粗めの塩で味をすっきりと引き締める。素材そのものの味を知り、一番美味しい食べ方を知っている。

写真
アスパラガス焼き

[お問い合わせ先]

JA津軽みらい常盤支店
青森県南津軽郡藤崎町大字常盤字一西田11
TEL:0172-65-3111
http://www.ja-tsugaru-mirai.or.jp/


掲載日 2014.5.1


バナーこのサイトはリンクフリーです
お問い合わせ先:青森県農林水産部総合販売戦略課
〒030-8570青森市長島1丁目1番1号  E-mail hanbai@pref.aomori.lg.jp
TEL:017-722-1111(代表:内線3108)/ 017-734-9571(直通)
Copyright 2005-2015 青森県農林水産部総合販売戦略課 All Rights Reserved.