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産地レポート 〜 生産者の声 〜

春の息吹を感じる野菜「ふくだち」・・・野崎 キワさん、能成さん 親子(十和田市)

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 春一番の野菜・・・ふくだち。
 「福が起つ」とも聞こえるこの野菜、御目出度く、春の息吹を感じる嬉しい野菜だ。 3月中旬から4月いっぱい収穫できる。

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福が起つ!

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春の目覚めと共に
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ふくだちは次から次へと脇目が出てくる

 「ふくだち」は、素肥を入れて植えた後、種を蒔くと2~3日で発芽し、そのまま越冬させ、春になってから、追肥する。側枝(そくし)と呼ばれる茎が次々と伸び、2カ月にわたり何度も収穫できる。
 お隣秋田県の「ふくだち」は、前年の秋に蒔いた白菜の塔立ちしたものを言うようだが、青森では、前年の「菜種」が発芽・成長したものをいう。
 昔からあるというこの「ふくだち」は、農家が自家採取し、続けてきた。

 十和田市の 野崎 キワさん、能成(よしなり)さん親子は、祖父母の代から続くこの野菜を親子で守ってきた。
 能成さんは、元はサラリーマンだったが、15年ほど前に家業を継ぎ、大根、ネギ、葉物野菜を中心に、直売所に出している。

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野崎さん親子

 栽培した野菜で、キワさんは「きわめつけ」という名で漬け物を販売している。
 温泉にもなかなか行けないというキワさん「忙しくて、忙しくて、それでも楽しくて」という。数年前までは、トラクターを運転していたというパワフル!キワさん、今は、能成さんがその役を担う。

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キワさんの漬け物

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忙しいけど楽しい

 ハウスの中の「ふくだち」は、直売所用の栽培で3月中旬には出荷できる。 一方、露地のほうは、4月中旬ごろと約ひと月遅い。こちらは、自家用。 換金作物は、ハウスの中で大切に育てられる。

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ふくだちのお浸し

 「ふくだち」は、いため物やみそ汁など何にでも使える。柔らかく、甘みもあり、上品な味わいだ。茹でて、かつお節としょうゆ、からしじょうゆをかけても美味しいし、ごま和えでもあう。

 ふくだちは、ビタミンA、ビタミンC、カルシウム、鉄を含む。ビタミンAは、鼻やのどの粘膜を強くすると言われている。
 風邪や花粉症が多くなる時期、旬の野菜を食べて予防と強化に努めてみてはいかがかな。


[ふくだちの買える所]

道の駅とわだ「とわだぴあ」
青森県十和田市大字伝法寺字平窪37-2
TEL:0176-28-3790
http://4towadapia.jp/


掲載日 2014.3.1


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